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鼻づまりで頭がボーッとする本当の理由。それは「酸素不足」ではなく「脳の炎症」でした。

12月2日、今日。 私は今、猛烈な「鼻づまり」と戦っています。

息苦しい。とにかく息がしづらい。 そんな時、どうしても頭が「ボーッ」としてしまいますよね。

一般的に、鼻が詰まって頭が働かない時、私たちはこう考えがちです。 「鼻が詰まって酸素が十分に吸えないから、脳が酸欠になってボーッとしているんだ」と。

私もずっとそう思っていました。 でも、自分の体の感覚をじっくり観察してみると、単なる酸欠とは少し違う、独特な不快感があることに気づいたのです。

「これは、本当に酸素だけの問題なのだろうか?」

そこからさらに深く学び、考えていく中で、ひとつの事実にたどり着きました。 今日は、私の鼻づまりから紐解く「脳疲労」と「身体の炎症」の意外な関係についてお話しします。

 

「ボーッとする」の正体は、脳への飛び火?

 

そもそも「鼻が詰まる」とはどういう状況でしょうか。 これは、鼻の粘膜が「炎症」を起こしている状態です。

ウイルスや細菌が侵入したり、傷がついたりした時、体はそれを修復しようと戦います。これが炎症です。 修復するために血流を増やして血管を膨張させるため、粘膜が腫れ上がって空気の通り道が塞がれる。そして、戦いの熱も持ちます。

最近の脳科学の研究や私の学びの中で、衝撃的な事実がわかってきました。

鼻で炎症が起きると、そこで発生した「炎症物質」が血液に乗って全身を巡ります。 そして、それが脳に届くと、なんと脳の中でも炎症が引き起こされてしまう可能性が高いのです。

つまり、頭がボーッとしていたのは、酸素不足だけが原因ではなく、「鼻の炎症が脳に飛び火して、脳自体も炎症(機能低下)を起こしていたからだったのです。

これを知った時、私はハッとしました。 「ということは、鼻以外でも体のどこかで炎症が起きていれば、脳のパフォーマンスは下がるのではないか?」と。

 

私たちの不調の「根本原因」を知る

 

「やる気が出ない」「思考がまとまらない」「行動できない」。 こうした不調を感じた時、私たちはつい気合やテクニックで解決しようとします。

しかし、もしその根本原因が、先ほどのような「脳の炎症」や「脳の疲労」にあるとしたらどうでしょうか? 原因が違えば、対処法も全く変わってきます。

私が提供している「脳疲労改善講座」が目指しているのは、まさにこの部分です。

単に頭をスッキリさせたり、思考力を鍛えたりする「脳トレ」ではありません。 それらを司る「脳という臓器のパフォーマンス」を最大限に発揮できる基盤(土台)を作ることが目的なのです。

 

「沼地」に家を建てていませんか?

 

家を建てる時のことをイメージしてみてください。

どれだけ立派な豪邸を建てようとしても、その土地がもし「沼地」だったらどうなるでしょうか? 地震が来たり、時間が経ったりすれば、家は傾き、沈んでしまいますよね。

逆に、地中深くまで杭を打ち、強固に固められた地盤の上であれば、建物は安定してその価値を発揮し続けます。

私たち人間に置き換えてみましょう。

  • 建物 = 知識、技術、スキル、そして人間性

  • 土台(地盤)脳の状態

いくら素晴らしいスキルや知識を持ち、高い人間性を備えていても、その土台である「脳の状態」が狂っていては(炎症を起こしたり疲弊していては)、その力は発揮されません。 場合によっては、その力が社会にとって悪い方向へ暴走してしまう可能性さえあります。

私たちの「人間性」や「性格」と思われているものすら、実は脳の活動状態が表面に現れた現象に過ぎないのです。

 

土台を整え、本来のパフォーマンスを取り戻す

 

脳の疲労は、体の疲労とはメカニズムが全く異なります。 だからこそ、マッサージや睡眠だけではない、脳専用のアプローチが必要です。

「脳疲労改善講座」では、以下のステップで「土台」を再構築します。

  1. 脳の中で何が起きているのかを知る(炎症や疲労の原因)

  2. 適切なアプローチと対処法を学ぶ

  3. それを日常生活で実践する

これによって、脳を正常な状態へ回復させることができます。 土台さえしっかりすれば、あなたが今まで積み上げてきた経験やスキルは、これまで以上の輝きを放ち始めます。

このメソッドは、職業や環境を問いません。

  • 会社員の方

  • 個人事業主、フリーランスの方

  • 主婦の皆様

  • NPOやボランティア活動をされている方

  • 市議会議員や国会議員の皆様

どんな立場の方であっても、「脳」を使っていることに変わりはありません。 すべての方に、この知識と技術を取り入れ、本来持っている素晴らしいパフォーマンスを発揮していただきたい。

鼻づまりで苦しい今日だからこそ、改めてそう強く願っています。